とある日の仕事帰り。 幹線道路を走行中に突然のエンジンストールが発生。 道路わきに停めてクランキングしても圧縮が抜けてスッカスカ。 自宅までおよそ1キロ&ほぼ下り坂なので押して帰宅できました。 運が良ければガスケット抜け、最悪はピストン粉砕を覚悟しました。 開けてみるとピストントップに見事な穴が開いてました。 プラグの電極も悲惨な状況。 |
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ストックしておいた新品ピストンを装着。 小端ベアリングとピストンピンも新品を投入です。 ジェッティングか二次エア吸って薄すぎた可能性が考えられますが真因不明。 今思うと止まる直前は上がよく回ってたフィーリングがありました。 |
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シリンダーヘッドは飛び散ったアルミの破片で若干のダメージがあったのでペーパー当てて修正。 ヘッドにもピストンにもカーボンの付着がほとんど見られないので、やはり燃焼温度が高かったようです。 |
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シリンダーの内壁は大きなダメージがなくて助かった。 ただゴミ吸ってかじったような縦傷が目立ってきました。 クロスハッチも見えなくなってきたので新しいシリンダー入れたいです。 が、なかなか良い状態のシリンダーが見つからないので今回はそのまま組むことにします。 前回のピストン交換からおよそ1万キロ走ってたのでよくもったほうだと思います。 |
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腰上組み上げて問題なくエンジン始動。 二次エアの疑いがあったから吸気系もばらして再度組み直しました。 念のためMJを#70から#75へ、プラグもBR8EGからBR9EGにアップしておきました。 しばらく慣らして改めて様子を見ます。 |
新品のピストンの慣らしが終わったアドレスV100ですが、エンジンは快調に動いてます。 メインジェットの番手をワンランクアップした影響か6000rpm近辺でもたつきがあります。 もう少し経ってから再セッティングしてみよう。 今日は鳴きが気になり始めたフロントブレーキのメンテ。 我がV100はヤマンボキャリパーを装着してますが中古品を入手してからまともにメンテしてませんでした。 なので劣化したオイルシールとパッドピンを新品に交換しました。 こっちのピストンは全然問題なかったので軽く磨いて再利用です。 アルミ製は伊達じゃないということか。 |