冬は寒くてバイクに乗る気が起こりません。 そこでかなりヤレてきたV100の外装を一新しました。 とは言っても、ただ塗装しただけですけどね。 この色は我がCBR600RRの純正色、キャンディータヒチアンブルーです。 デイトナのMCペインターを使ってフロントカウルとサイドカウルを塗りました。 |
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下地にサーフェーサーも塗らずに本塗りとクリアーだけの手抜き塗装です。 仕上がりはお世辞にも綺麗ではありません。離れてみればOK。 塗装前の変に艶が出て、しかも剥げてきた艶消しブラックよりはマシでしょう。 塗料が足りなくなったのでライトカウルは白に塗ってます。いつかは塗るかもしれません。 |
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塗装が乾燥するのを待つ間にキャブのオーバーホールも行いました。 全バラ、キャブクリーナーで清掃、Oリング交換でリフレッシュしました。 それだけではつまらないので内径を少し拡大しました。 当初はリッター30kmぐらいだった燃費が最近はリッター20kmぐらいまで落ちてました。 これで復活すればいいんですが。 |
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バルブシートのOリングだけは単品で注文できなかったのでストレートで内径5.7mm・太さ1.3mmのリングを入手しました。 去年マフラーをステルスに交換してからキャブセッティングをしてなかったので この機会にセッティングも変更しました。 もとのMJ#75はかなり濃かったので下げていって#65がベストでした。 SJは変更せず#22.5、ニードルは薄めて上から2溝目です。 ポート加工や変速の高回転化をしてるので燃費が落ちてるのは仕方ないんですけどね。 |
去年の整備でクランクシャフトのオイルシールを交換した際に点火時期の調整が気になったので挑戦します。 CE11Aは発電コイルと一緒にピックアップコイルがマグネト内にあります。 画像左のマグネトの黒いコイルがピックアップです。 マグネトを固定する穴を長穴に加工すればOKなはずですが厚みがそこそこあって削るのが大変。 ネットで調べるとCE11Aの最終型とCE13Aは点火系が変更されていてピックアップも変わっているそうです。 ピックアップはフライホイール外側についていて簡単に加工できそうなので入手しました。 右が13Aのマグネトですがすべて発電用のコイルです。 今回は電装系まるっとCE13Aのものに交換しました。 |
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13Aのマグネトとピックアップを取り付けた状態です。 発電用コイルは全波整流できるよう加工してます。 肝心のピックアップは位置をずらせるように取り付け穴を長穴に加工しました。 取り付け自体はポン付けでした。 もちろんフライホイールも13A用が必要になります。 |
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ワイヤーハーネスも13A用に交換する必要があります。 交換前のフロントカウル内はこんな様子でした。 13A電装はCDIが別体でこの中に納まります。 |
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CDIを追加して全波整流対応のレギュレーターに交換です。 カウル内に無事に納まりました。見苦しい細いワイヤーはタコメーターの配線です。 ハーネスは回路を変更して全波整流に対応させました。 充電系の線は1.25sqの電線で引き直してます。 これで無事にエンジンも掛かりました。 点火時期は約3度進角させましたが、少しトルクアップした気がします。 アイドリングや高回転の伸びはほとんど変化はありませんでした。 エンジンの振動も大きくなったので燃焼は強くなっているのでしょう。 |