アドレスV100 エンジン周り

以下の内容を真似しても構いませんが自己責任でお願いします。
エンジンを駄目にする可能性がありますので。

2009年
シリンダーとピストンはKN企画の補修用(100cc)。
排気ポートは上から28.0mm、左右は3mmづつ拡大して逆台形に加工。
ノーマルは一般的な長方形ポートでタイミングは30mmぐらい、
パワーがなくて上も回らない原因になってます。
意図的に性能を落としてる設計。
加工後はトルク、高回転の伸び共に向上しました

掃気ポートは修正だけにしてます。
掃気の立ち上がり部。
抵抗が少なくなるよう削ろうとしましたが、
スリーブが硬すぎて途中で断念してます。
続きは次の機会に。
ヘッドはアド110用を使ってます。
ノーマルと違ってスキッシュあり。
ポート掘ってるので1.2mm面研して圧縮を合わせました。

2013年
これまでのピストンとシリンダーの傷が酷かったので交換しました。
ストックしていた中古の純正シリンダーと社外品のピストンを使います。

掃気ポートは軽く修正するだけにします。
排気ポートは横幅を前回より広げて、排気タイミングは前回と同じぐらいで加工しました。
完成したシリンダーです。
加工前とくらべると幅がかなり違いますね。
チャンバーも変えればより効果的でしょう。
ヘッドはこれまでどおりアドレス110の面研したものです。
加工後は6500rpmからパワーバンドが始まるエンジンになりました。

2017年
マグネトとフライホイールをCE13A用に変更して点火時期を約3度進角しました。
ノーマルの点火時期は若干遅めにしているのか、変更後はパワーバンドのトルクが増加しました。
アイドリングや高回転の伸びはほとんど変化がありません。
CE13AはCDIが別体になっているのでCDIと配線も交換が必要です。

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